佐賀県でおすすめの紅葉スポット【南部・東部エリア編】

佐賀県の南部・東部エリアでおすすめの紅葉スポットをご紹介します。
たとえば日本紅葉百選に選出された基山町の大興善寺や、都会の喧騒から離れてリラックスできる鳥栖市の大山祇神社など。

美しい紅葉が織りなす、この時期ならではの景色を堪能しにおでかけしてみませんか。
紹介するのは、どこもおすすめのスポットばかりです。

美しい奇石や神秘的な洞窟も見どころ『雄淵雌淵公園（佐賀市）』

古湯温泉と熊の川温泉の中間あたりに位置する雄淵・雌淵（おぶち・めぶち）公園。
とくに巨大な一枚岩の上を流れ落ちる、エメラルドグリーンの水が印象的です。

紅葉と一緒に美しい奇石や神秘的な洞窟、朱塗りの鳴瀬橋、中国の文学者・郭沫若（かくまつじゃく）氏の記念碑も見どころといえるでしょう。

紅葉を観賞した後、古湯温泉・熊の川温泉・川上峡温泉・小城温泉に立ち寄るのもありです。

【雄淵雌淵公園】

心やすらぐスポット『万寿寺・水上不動尊（佐賀市）』

地元の人達が親しみを込めてお不動さんと呼んでいる「万寿寺・水上不動尊」。

住職にご利益を尋ねると、家内安全・病気治癒・交通安全など、いろいろな悩みを聞いてくれるそうですが、子育て祈願をする人が多いとか。

紅葉は境内全体に広がっており、隠れた名所として注目のスポットです。
車で約10分の場所に道の駅大和があり、帰りに野菜や果物を買物するのもおすすめ。

【万寿寺・水上不動尊】

有明海沿岸が真っ赤に染まる『東与賀干潟のシチメンソウ（佐賀市）』

写真提供：@tandf0213

シチメンソウ東与賀海岸に群生しており、秋になると海岸線に真っ赤なじゅうたんが広がる姿は圧巻です。

以前ご紹介した干潟よか公園と干潟ビジターセンター「ひがさす」のそばにあり、シチメンソウを観賞した後に立ち寄るのもおすすめ。

とくに平日に忙しく過ごしている人がドライブがてらおでかけして、のんびりと息抜きするのにピッタリのスポットです。

【東与賀干潟のシチメンソウ】

園内に国の登録有形文化財がある『西渓公園（多久市）』

石炭王の高取伊好氏が13年もの月日をかけて整備した「西渓（せいけん）公園」。
春の梅をはじめ、桜やつつじ、秋になると燃えるような赤い紅葉が園内を包みます。

園内に郷土資料館や歴史民俗資料館があり、紅葉を観賞した後に立ち寄って展示物にふれるのもあり。

周辺にはおしゃれなアロマと雑貨のお店や工房、自然食レストランがあり、一緒に立ち寄るのにおすすめです。

【西渓公園】

都会の喧騒から離れてリラックスできる『河内大山祇神社（鳥栖市）』

九千部山の中腹に位置しており、静かな田園風景の中にたたずむ「大山祇（おおやまづみ）神社」。

神社のまわりをイチョウ・イロハモミジ・ケヤキが囲んでおり、美しい情景を楽しめるのが秋の楽しみのひとつです。
夜はライトアップも実施！

「とりごえ温泉 栖の宿」や、鳥栖プレミアムアウトレットからも近い場所にあり、帰りに温泉やショッピングを楽しむのもおすすめです。

【河内大山祇神社】

佐賀の大実業家の別邸だった『九年庵（神埼市）』

大実業家の伊丹弥太郎氏が明治25年に造った別荘をはじめ、明治33年から9年もの歳月をかけて築いた6,800平方メートルの庭園が特徴の「九年庵」。

庭園にモミジやツツジが植栽されており、一面に生えたスギゴケ、自生の木立が美しい風情を漂わせています。

毎年11月の紅葉の時期に、9日間のみ一般公開。
臨時駐車場が用意されるほど、多くの人でにぎわいます。

【九年庵】

日本紅葉百選に選出された『大興善寺（基山町）』

1300年もの歴史を誇る天台宗の「大興善寺」。
2022年は11月5日(土）～12月4日(日）までの期間、もみじ祭りを開催中です。

シーズン中は食事処の「ウエスト」が登場！
特別メニューの大興善寺うどんが提供されています。

筆者も出かけたことがあるのですが、正面に少し急な階段があるため、体力に自信がない人は右のう回路利用がおすすめです。
途中できつめの勾配もあるため、とくに年配の方と一緒に出かけるなら、休憩しながらゆっくりと移動しましょう。

【大興善寺】

紅葉が織りなす景色を佐賀県の南部・東部エリアで堪能しよう

場所や標高によって異なりますが、佐賀県の南部・東部エリアの紅葉の見頃の時期は、11月中旬から12月上旬にかけてのところが多いようです。

紅葉はもちろん、お祭りを予定しているスポットもあるため、事前に調べて出かけると、より楽しめるはず！

この時期ならではの紅葉が織りなす景色を佐賀県の南部・東部エリアで堪能しませんか。